最近よく調理器具などで使用されている「シリコン(シリコーン)」素材はゴムと違うの?と不思議に思う方もいると思います。今回はシリコーンについて説明いたします! 【そもそもシリコンとは】 しなやかで少し伸びるシリコンは一見ゴムとよく似ていますが、ゴムとは違う素材です。 【シリコンの原料って何?】 ゴムはゴムの木の樹脂を加工してできていますが、シリコンの原料はケイ素と酸素の結合物でできた素材です。 ケイ素はガラスの主な原料としても知られている鉱物で、無臭、無毒で耐熱性にも優れている上人体に触れてもアレルギー反応が発生しないため医療器具の素材や食器、調理器具としても幅広く使用されています。 上でも述べた通り、シリコンの主な原料は鉱物なので、燃やすと灰になります。燃やす過程でダイオキシンなどの有毒気体も発生しませんし、灰は地殻に多く含まれる砂と同じ二酸化ケイ素になるので環境を汚染することもありません。 ▲実際に弊社で生産されたシリコン製品を燃やした様子。 つまりシリコン製品を使うことは、プラスチックの使い捨てのものを使うのに比べると、何度も使用できる上、廃棄して捨てても砂に帰る環境にも優しい選択肢なのです。シリコン製品を選ぶことにより、プラスチックへの依存量を減らすことができ、排出されるプラスチックゴミの量を減らすことが出来ます。
あなたもシリコン製品を使ってみませんか? |